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2005年・11月度パサデナセミナー会 |
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今年もあと2ヶ月足らずとなりましたが、皆さんお元気でしょうか。 11月度
パサデナセミナー会についてお知らせします。 パサデナでの開催です。今月の
私の出張、不在の都合により少し早いですがお知らせを発信申し上げます。半田
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日時:
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2005年11月27日(日) 2:00PM 開場とティータイム、2:30PM
開演
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講師:
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向山 洋介博士
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演題:
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幹細胞 (Stem Cell) について
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現在Stem Cell(幹細胞)の問題が世界的な話題そして議論の的になっています。
ここ米国では科学の世界に対する宗教分野からの異論もあり一層の議論がある様で、大筋
では民主党系及び一般リベラル派VS共和党系宗教右派の議論点の一つになっている様です。
具体的には現在、米連邦議会で共和党は「ヒト胚性幹細胞研究への連邦補助金禁止」法案を
提案する動きにある一方、ここ加州では知事、議会、UCLAを始め研究機関などが合同で、クロ
ーン人間生殖には反対の姿勢を見せつつも、アルツハイマー病、脊髄損傷患者、衰弱性
疾患、若年性糖尿病など今迄不可能とされてきた難病治療に役立つ「ヒト胚性幹細胞研究」
を人名救助に関わる重要な研究として保護し、連邦法案に反対する主張が主流です。
つい先月下旬のL.A. Timesでも、「科学者により胎芽を傷付ける事なく幹細胞を作る事が
出来た、画期的だ、これで倫理の壁も越えて米連邦政府も幹細胞の研究を制限するのでは
なく認める方向に転じられるのではないか」と云う記事がありました。 米国科学者の間には
現状のままでは米国が世界の先進国に遅れを取るとの懸念も多いと聞きます。
他方、これは我々一般人には専門的で中々難解な科学、医学の分野の問題です。しかし画期的な科学、医療の進歩に繋がる問題で我々の生命に直結し、論議と
共に大いに関心が高まります。
今回この幹細胞についてカリフォルニア工科大学(CIT)にて研究中の専門家、向山博士
から易しく紐解いて頂ける事になりました。 向山先生は来年1月から研究を更に進める為に
東部に移転される計画なので、今後は当地でのこの様な講演の機会は中々望めません。
幹細胞の研究と展望について貴重な情報と勉強の機会になると思います。
皆さん是非ご参加下さい。
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以下は向山先生の事前説明です。
今回、Stem Cell(幹細胞)についてお話しする積りです。 ご承知の通りCalifornia州では
幹細胞研究(Stem Cell Research) をサポートすることが可決され、UCSFやUCLA等
の大学とバイオテックが一丸となって幹細胞研究に取り組んでいます。 折しも、韓国の研究
機関が、ヒト全能性幹細胞を用いて、効率よい核移植(nuclear cloning)を報告し幹細胞
を用いた細胞医療の可能性が膨らむ一方で、幹細胞研究の倫理性も議論されています。
20世紀初頭に、神経解剖学者Cajalが、脳の損傷部位の神経再生が阻害されることを
示して以来、神経再生は不可能という事実が長らく信じられてきま した。 しかし、成人
の脳内でも新しく神経の新生が起こることが報告され、こうした神経が記憶のメカニ
ズムの解明や脳損傷の再生につながると期待されてい ます。
我々の研究室は、神経およびそれをサポートするグリア細胞の"もと"となる神経幹細胞
(Neural Stem Cell)を同定し、培養皿の中で増幅させ、神経やグリア細胞に変化する分子
メカニズムを明らかにしてきました。 今回のセミナーでは、一般的な幹細胞の概念を説明
して、私が現在行っている神経幹細胞研究とその展望についてお話したいと考えています。
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講師紹介: |
向山洋介 博士
1994年東京理科大学薬学部卒業
1996年東京大学大学院理学系生物化学専攻修士課程修了
1999年同博士課程修了
1996~1999年日本学術振興会特別研究員
マウス胎仔における造血幹細胞の発生に関する研究で学位取得.理学博士。
1999年9月よりカリフォルニア工科大学にてDavid J. Anderson教授のもとで、
博士研究員(Postdoctoral Fellow)として、主に神経と血管の発生に注目して、
研究を進めている。2006年1月よりNIH(米国国立衛生研究所:Bethesda,
Maryland)へ移り自分の研究室を持ち、現在の研究を発展させる予定。
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場所: |
秀明パサデナセンター
2430 E. Colorado Bl., Pasadena, CA 91107 |
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会費: |
10ドル ( 学生: 5ドル ) 当日開場受け付けでお支払い下さい。
*リフレッシュメントあります。
*席準備の為、お早めにお申し込み下さい。 |
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連絡先: |
パサデナセミナー会 ・ 半田まで
TEL: 626-795-1330 ・ FAX: 626-795-6177 |
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なおパサデナセミナー会はこの活動を非営利目的のコミュニティー活動として続けております。
当会は一年を通じ参加者の皆さんから頂く参加費から会場使用料、講師への薄謝、その他の
経費実費を差し引き収支プラスとなった場合はその全額を「L.A敬老引退者ホーム」と小東京
サービスセンター内 "命の電話"「日系ヘルプライン」に寄付する計画です。 収支プラスの
場合は皆さんの参加費がこれら日系の社会施設に生きるようにしたいと考えております。 |
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